フォニックスの難しさ。どうすれば楽しく続けられるのでしょう。

※今回のブログには結論はございません。私の独り言ですので、フォニックスの教授法等求められている方はこの記事をスキップしてください。

フォニックスは、教える方にも習う方にも、なかなか根気がいります。フォニックスを教えている先生方にとって、これは共通する悩みではないでしょうか。

アルファベット26文字に対応する音を覚えるまでをフォニックスと定義すると、ハードルはそこまで高くないのかもしれませんが、フォニックスはその後も続きます… 二重母音やr母音、例外ルールなどを覚え、それをブレンディングし、少しずつ自分の身に付けていく。特に、この長い道のりはもともと文字と音を結びつけることが苦手なディスレクシアの生徒にとっては、なかなか大変な練習です。

それまで読めなかった単語が読めるようになれば、もちろん達成感はあります。最初のうちは子音と短母音を覚え、tappotなどの単語が読めるようになるので、生徒さんにとっても努力と成果のつながりが分かりやすい時期です。

ところが、覚えることが増え、aieeなどの母音が出てくると、みんなのやる気が急降下していくのを授業中にも感じます。

この辺りは、学習の楽しさを見いだしにくいところです。「英語の読み方のルール、複雑すぎ!!」と投げ出したくなる気持ちも、よく分かります。

だからこそ、小学校低学年のうちに、Jolly Phonicsのようにストーリーやジェスチャーなどを取り入れ、多感覚で楽しく学べるといいですよね。この年齢では、英語の音を声に出すことへの恥ずかしさや抵抗も、まだあまりありませんし。

だからといって、低学年のうちに習得しなかったら、もう遅いということでは決してありません!フォニックスは何歳からでも学べます。ちなみに、私がフォニックスを初めて勉強したのは20代半ばです……。

大人に置き換えて考えてみると

たとえば、大人が新しい言語を学ぶとします。アラビア語にしましょう。

会話の練習なら、覚えた表現が相手に通じたときに「話せた!」という喜びがあります。文法にもルールがあるので、仕組みが分かると、パズルが解けたような面白さを感じる人もいるでしょう。

一方、アラビア語を学ぶために、見慣れないアラビア文字と、その文字に対応する音を一つずつ覚えるとしたらどうでしょう。

それ自体を楽しめる人もいると思います。ただ、多くの人にとっては、言語学習の中でもあまり華やかではない、なかなか根気のいる作業なのではないでしょうか。

しかも世界の文字は基本的に1文字につき1つの音ですが、英語は1文字に対して複数の音があるという複雑さです。

見慣れない文字の並びと音のルールを、一つずつ覚えて練習する。しかも大人のように、「この言語を使って仕事をしたい」「海外へ行きたい」といった明確な目標があるとは限りません。

子どもにとって英語は、好きかどうかにかかわらず勉強しなければならない教科でもあります。そう考えると、「フォニックスの練習をもっと頑張ろう」と言うだけでは、なかなか続かないのも無理はありません。

保護者の方々に「フォニックス、どこまで進みましたか」と聞かれることがたまにあり、そういったときは決まって授業進度が遅いときで、最終的に「もうフォニックスは教えなくても良いです」と言われたこともあります。

保護者の方がフォニックスだけにいつまでも時間をかけてはいられないと思うのも当然で、学校の授業はどんどん進んでいくし、文法や定期テストの勉強にも時間を使わなければならないと考えていらっしゃる気持ちも分かります。

しかし上記のように、ある程度のレベルまでのフォニックスは英語を学ぶための基礎の基礎。お子さまたちは大変なことに取り組んでいる途中なので、もう少しだけ見守ってもらえるとありがたいな、と思います。(少し話が逸れてしまいました)

オンライン授業だからこその難しさ

私は現在、オンラインで授業をしています。対面授業に比べるとできる活動にはどうしても限りがあるな、と感じることが多いです。

もし自分の教室で生徒と直接会ってフォニックスの練習ができたら、「こんなアクティビティもできるのに」「この道具を使ったら分かりやすいかもしれない」と、試してみたいアイデアはいろいろあります。

オンラインでは、対面なら簡単にできる活動をそのまま取り入れることはできません。画面越しでも取り組みやすく、なおかつ単調になりすぎない練習を考える難しさがあります。

英語圏の教材では、対象年齢が合わないことも

授業では、英語圏のフォニックスアプリなどを紹介することもあります。

ただ、英語圏でフォニックスを学ぶのは、主に4〜7歳ごろです。そのため、アプリや教材も、その年齢の子どもに合わせたものが多くなります。

内容自体はよくできていても、ゲームが単純だったり、音声やデザインが幼児向けだったりします。それを日本の10歳、11歳の子どもが使うとなると、なかなか楽しめません。

小学5年生から中学1年生が楽しめる練習を探しています

すみません。このブログには、結論はありません。今、私自身が感じている悩みを書き出してみたブログです。

小学5年生から中学1年生くらいの子どもが楽しめるアクティビティや、家庭でも無理なくできる練習方法、何かないかなぁ。

「こんな教材を使っている」「こういう練習なら子どもが楽しんでいた」というおすすめがありましたら、ぜひ教えてください。

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